香港のMTR(地下鉄)は、数年前から各駅にホームドアを取り付けるようになった。ホームから転落したり、自殺などの人身事故が起こるためだ。
キロあたりの事故数は、東京の地下鉄より低いと思うが、そこは香港。危ないと思うと、ホームドアをつけてしまうのは、やることが早い。シンガポールの地下鉄と同じ、全面ガラス張りのものである。
東京の地下鉄は、丸ノ内線や、南北線がホームドアをつけているが、丸ノ内線は簡易式のものである。南北線はガラス張りだが、上部があいているので、電車が入ってくると風も流れてくる。ホームでの走行音もうるさい。
ところが、香港やシンガポールの地下鉄は、密閉されているので、電車が入ってきても、風が吹き込むことはない。しかも静かだ。単に安全のためにホームドアを採用しているのではないというのがわかる。
日本の地下鉄もせっかくホームドアを採用するのであれば、やはり密閉したほうがよいのではと思う。
香港の地下鉄の駅。安全なだけではなく、密閉されているので、電車の進入時の風圧もなく、しかも静か。《港島線 上環(ションワン)駅にて》
東京の地下鉄はせっかくホームドアを設けても、上が開いているので風が入り込む。しかも防音効果は全くない。《東京メトロ南北線 飯田橋駅にて》
キロあたりの事故数は、東京の地下鉄より低いと思うが、そこは香港。危ないと思うと、ホームドアをつけてしまうのは、やることが早い。シンガポールの地下鉄と同じ、全面ガラス張りのものである。
東京の地下鉄は、丸ノ内線や、南北線がホームドアをつけているが、丸ノ内線は簡易式のものである。南北線はガラス張りだが、上部があいているので、電車が入ってくると風も流れてくる。ホームでの走行音もうるさい。
ところが、香港やシンガポールの地下鉄は、密閉されているので、電車が入ってきても、風が吹き込むことはない。しかも静かだ。単に安全のためにホームドアを採用しているのではないというのがわかる。
日本の地下鉄もせっかくホームドアを採用するのであれば、やはり密閉したほうがよいのではと思う。
香港の地下鉄の駅。安全なだけではなく、密閉されているので、電車の進入時の風圧もなく、しかも静か。《港島線 上環(ションワン)駅にて》
東京の地下鉄はせっかくホームドアを設けても、上が開いているので風が入り込む。しかも防音効果は全くない。《東京メトロ南北線 飯田橋駅にて》
#
by dyamamotohk
| 2007-02-25 19:06
| 香港エッセイ