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香港オタクが語る香港エッセイ 港日友好的小品文      【当サイトへのリンクはフリーです。リンクをはる場合は、最新記事のコメント欄(非公開で)もしくは、掲示板にておしらせくください】


by Dyamamotohk
 自称「香港オタク」と言いながらも、恥ずかしいことがある。実は、クリスマスや、旧正月シーズンに一度も行ったことがないのである。

 香港には二十数回行っているのに、一番ダイナミックなこの時期に行った経験がなく、しかも、人にはこの時期に行くことを薦めている。そんな私はなんといいかげんな人間であろうか。

 実のところ、この時期に行きたい。でも、仕事で忙しい時期。こんなときに行ったら・・・・。

 勤め人にとって、この時期に休んで香港へ行くことなど考えられない。いや、勇気がない。だから香港の魅力は、やはり夏の暑い頃だとごまかしている私である。 

クリスマスや旧正月に行ってみたい!_a0043336_16261822.jpg

ポーリンジの大仏。もうすぐロープーウェイが開業(6月予定)すると、市内からも一時間以内で到着することができる。
# by Dyamamotohk | 2006-04-08 16:26 | 香港エッセイ
 香港の街歩きに地図は欠かせないアイテムだが、一番利用しやすい地図は、私は「香港街道地方指南」を薦める。

 この地図の特徴は、見やすい。かなり広い範囲をカバーしている。その場所に行くバスが一目でわかるなど、香港の地図で、私が一番活用している地図帳である。

 ただ、欠点もある。ビルのテナントが分からない。しかし、私のように、新界地区もよく行く場合に、この地図は重宝する。

 日本のガイドブックの折込地図は、市内の一部しか分からない。香港を広く知りたい場合、やはり現地の地図が必要になる。

 以前、「香港地鐡及鐵路沿線街道図」という地図は市販されていた。最近は見かけなくなった。これは、中国語、英語、日本語で書かれている。しかし、地名の表記に間違いも目立っていた。この地図、東京の一部書店に今でも置いてある。

 
# by Dyamamotohk | 2006-04-06 18:25 | 街歩きのテクニック

香港・香港

 陳美齢の「香港・香港」という歌がある。この歌、私は以前から気に入っている。

 陳美齢とは、アグネス・チャンの本名である。私は十数年前香港で、このテープをたまたま買った。以降、香港でビデオを撮った時のエンディングに必ずこの歌を挿入している。

 その後、十年程前に横浜の中華街のミュージックショップで「香港・香港」のCDを発見!購入した。

 この歌詞をこのブログで紹介しようと思ったら・・・・著作権法で無理ということがわかったので断念。
香港・香港_a0043336_14161671.jpg



 
# by Dyamamotohk | 2006-04-02 14:13 | 香港エッセイ

ニセ香港人

 かつて作家の山口文憲氏が、香港滞在中ニセ香港人としてふるまっていたそうだ。その気持ちは、私にはよく解る。香港を愛しているからこそ、ニセ香港人になりきれるのだと思う。

 私も香港にいる間が、ニセ香港人としてふるまうようにしている。現地の新聞を片手に、オクトパスを持って街に出る。狭い香港、荷物は最低限に抑え、カメラなどは絶対にぶら下げない。歩く時は大またで、早歩き。キョロキョロせず、目標に向かって歩く。歩行者専用通路は右側を歩く(なぜか日本では歩行者専用通路は左側通行が多い)。

 このように、私も香港人を観察しながら、現地では、香港人になりきるようにしている。

ニセ香港人_a0043336_2146937.jpg

尖沙咀の時計台は、かつてここに鉄道のターミナルがあった証しである。
# by Dyamamotohk | 2006-03-30 21:46 | 香港エッセイ

機内食2回

 私は何度か台北に立ち寄ったことがある。・・・・といっても台北の街を知らない。実は台北の空港だけで、しかも機内の中なのである。

 香港と成田の間に飛んでいるキャセイパシフィックの便の中に、台北経由の便がある。経由便なので90分程度余計に時間がかかる。しかしも、あえてこの便に乗って香港、成田間を搭乗するひとは、かなり少ない。経由便はおそらく一ケタの人数であろう。
 
 私は、この便が好きだ。香港・台北と台北・成田と二つの顔をもっている。客層も異なり、短い国際線の醍醐味を味わえるからである。


 この便。実は台北では機内の中で待たされてしまう。搭乗待合室で待つことはできない。その間、清掃係員が乗ってきて機内を清掃する。

 台北到着後1時間程すると、乗客が乗り込み、やっと機内が賑やかになる。

 この便のすごいところは、香港、台北間で機内食が、台北、成田間でも機内食が提供されるのである。この数時間の間に、二食を完食すると、かなりこたえる。でも、出されたものは残さず食べてしまう。



 
# by Dyamamotohk | 2006-03-26 16:42 | 香港エッセイ